足底の痺れ【治療例】

頭は柔軟に!脛骨神経に裏側からの刺鍼で即効で痺れ消失した症例

治療中に今までに経験のない治癒例があったので記事にします

•左足底の第2〜5足趾の付け根あたりの痺れの症状

•裸足ではコードを踏んでいるような感覚の違和感

•足趾はギリシャ型で第2足趾が最も長い

•常に足趾をを屈曲している癖がある

•左右の慢性腰痛

評価

腰部からの影響を検査 疑いなし

足趾を常に屈曲しているので、モートン病を疑うが第5足趾まで痺れがあるのでモートンは除外した

横アーチの低下が考えられたので、前回そのアプローチをしたが10日間ぐらいしか効果が持続しなかった

アキレス腱内側部にて脛骨神経の圧痛あり

念のためアキレス腱外側にて腓腹神経を押してみると「そこだ!」と患者さんの反応があり (えっ?これだと足底には行かない神経だけど?痛みとの繋がりは何だ?)

踵の外側に見えるのが腓腹神経です

この神経は小趾に行きますが、足底には行きません。

患者さんの主訴は足底部で足趾の付け根のしびれです

エコー観察

アキレス腱の外側にプローブをあてる→腓腹神経を確認→画像の下方には脛骨神経がある

エコーで観察すれば下腿の内側にある脛骨神経も見える

通常脛骨神経への刺鍼はアキレス腱の内側から行うが、わずかな望みで行った外側からの押圧で腓腹神経の反対側を走行する脛骨神経にヒットした。

皮膚側からの神経や筋肉ばかりを見るのではなく反対側(ここでは裏側と呼ぶ)からのアプローチで反応するということは神経は管なので周りを取り囲むようにファシアの存在があということ。

外顆側から脛骨神経の裏側に刺鍼することによって足底に響きを感じる

そのまま刺鍼をしていると30秒ほどで痺れがなくなったと患者様の訴え

ここまでの効果は初めてです。

痛みの消失は頻繁に経験しますが痺れが刺鍼中に無くなっていくのは初めての経験でした

鍼でのリリースの後、立ち上がってもらうと痺れは消失しました

まとめ

解剖図からばかりで身体を見ていると立体的に観察する力が低下します

今回改めて神経は丸い管でファシアに包まれている事を実感しました

神経へのアプローチは全方向から考える必要がある
単一方向からのアプローチだけで判断してはいけない

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA