
~治療は3つの根幹から成り立っています~

1.エコーガイド鍼治療
肩こり・腰痛に深く関係するFasciaを鍼でリリース(解放する・滑走性をつける)する
東洋医学の鍼治療は経験医学であり取穴は治療家の感に頼るものが多いとされていますが、超音波観察装置を使用することにより正確で安全なファシアリリースを行うことができます。

日本整形内科学研究会(JNOS)Fasciaに関係する運動器疼痛および難治性疼痛等における診療・学術・教育・研究の発展を主目的として設立された医師、歯科医師、医療従事者資格所持者等(入会選考審査在り)による団体に所属し日々研究を行っております。
Fasciaファシアとは?
Fascia(ファシア)は、筋膜・皮膚・腱・靭帯・関節包・脂肪組織・血管周囲膜・神経周囲膜などの線維性結合組織の総称と表現されます。(参照:日本整形内科学研究会HPより)Fasciaには、筋膜Myofascia(マイオファシア)や皮膚や臓器などを包む薄い膜も含まれます。
そのなかでも筋膜は全身の筋肉をボディースーツのように包みこむと同時に筋肉の中にも入り込んでいるため、第2の骨格と重要な存在と言われています。
Fasciaによる痛みの症状は「筋膜性疼痛症候群」
Fasciaの滑走性の異常による影響は、筋膜性疼痛症候群だけではなく関節包や靭帯が原因となる関節の痛みや可動域制限、神経や血管の影響から手足のしびれなどの感覚異常、めまい、眼精疲労、自律神経失調症など様々です。
日常生活において繰り返し動作や無理な姿勢、誤った身体の使い方、運動不足など異常なFasciaの生じる可能性が潜んでいます。
鍼が苦手な方でも徒手によるリリースやメディセルという皮膚と浅い筋膜をリリースする機械も取り揃えておりますので安心して治療を受けることができます
エコーガイドにて鍼治療をすることで難治性といわれている腰椎椎間板ヘルニアの治療でも効果が得られました。
初診時 強い左臀部痛 週1回の鍼治療5回施療後
2.運動療法
ストレッチでもファシアの滑走性を改善できます。
また滑走性の改善後は身体が正しく動かせることが重要となってきます。
再発予防のためにも運動療法は必須です。
また、厚生労働省も注視しているロコモティブシンドローム(加齢に伴う筋肉や骨、関節、神経などの運動器障害が原因で要介護となる危険性の高い状態をいう)の予防としても正しく、定期的に身体を動かすことが大切です。
当院ではパーソナルレッスンとグループレッスンを選択できます。
3.色と度数で体幹を整える 眼鏡製作販売
眼は脳の一部である。骨格系へのアプローチで効果がなかったことでも眼からの見え方を変えることで体幹が安定し、姿勢が整い、痛みが軽減することが実証できてきました。
レンズの色と度数で体幹を整える眼鏡の製作をします。