【またまた歯と咬合のお悩みの方がご来院下さいました。】
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歯科医院を6件周られて、今は最初の医院に戻られたそうです。
子供の頃に前歯3本欠損されて、5年前に左奥歯を欠損。現在6番がグラグラの状態でこのままでいくとその歯も抜け落ちてしまうのではないかと心配されています。
睡眠時の食いしばりが強く、起床時には顎周辺の疲労感があり硬口蓋には大きな(びっくりするほどの)できものがあります。
これができる原因はいろんな説があって食いしばりが原因では?という説もあるそうです。
歯のことは歯医者様にお任せするとして、ご来院の理由は現在かかっている歯科医さんが身体全体をみながら治療される方で、ご本人もさらにご自身のお身体の事を知りもっと良くなりたい、これ以上歯が抜けないような身体にしたいとのことでした。
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「お身体のご様子」
■左踵荷重位
■頭部右回旋
■左奥歯欠損のため右咬み
■頚椎左回旋 圧痛
■左片足立位 不安定
■右犬歯で噛む
■左肩関節 90度外転での筋力テスト全く力が入らない
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どのアプローチから始めるのが得策なのか考えながらの評価でした。
鍼灸も整体にも通っていることから、今回は身体の施術は控えました。(他院の先生もいじられたくないと思い)
頑張り屋さんで努力家、力の入りすぎている部分と全く入らない部分が混在しています。
今の最大の目的は食いしばらずに、歯をこれ以上欠損させない事。
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左手外転の筋テストは、距骨を整えるとしっかりと筋出力できるようになりました。
今回はあえて顎関節周囲へのアプローチは加えず、インソールと眼鏡で様子を見ていき、歯科医師さんとの連携をとることに決定。
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①食いしばり改善アプローチ 小山 裕昭さんのTAKEFU
②軸JIKUインソール
③歯科医さんと今月末相談
④身体の様子をみてから眼鏡製作
このようなプランで進めて参ります。
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長期間にわたる歯科医院巡りに終わりを告げ、現在の先生を信じて身体の自己治癒力を最大限生かせるようなメンタルが必要です!
さあ、もうこれ以上悩まない。
一緒に前に進みましょう!