歯列矯正と視機能の関係

数年前から始めた歯列矯正

その時に首の傾きに気付いたという。噛み合わせを調整しながらご自身でも首の傾きを治そうとしていらしたことで、今度は反対側に首がやや傾くようになっていらっしゃる。

ただ、矯正の効果で左半身に集中していた腰の痛みや股関節の痛みはだいぶ改善してきている。

それが原因であるとは断定はできないが、その頃から右眼が見えずらくなってきたそうです。

歯列調整は良くも悪くも目との関連性がある。

左右が2D以上も違いがある不同視で元々の首の傾きが不同視が原因であったのかどうかが今となってはわからない。

眼科でも異常なしと言われるがご本人はどうしても右眼の見えづらさが気になっている。歯科では矯正中はメガネの調整をしないほうがいいと言われ、そうはいってもいつ終わるのかがわからない矯正と右眼の違和感にお悩みになられていました。

度数を上げていっても見え方は良くならない。

なぜ右眼の視力が上がらないのか?

どうしても気になる顎の歪みにアプローチしてみました。

右の奥歯で噛めますか?いいえ。

奥歯がないのでほぼ右では噛めません。左がみです。

そこで右奥歯にスティックを噛んでいただき下顎の位置を調整しました。ご自分でもこの位置が体が真っ直ぐになっている感覚があり、視力表を見ていただくと先ほどまで中々視力が上がらなかった右眼で見ることができるようになりました。

お顔がパッと明るくなり安心しました。歯も眼も良くなる兆しを感じることができて大変喜んでいただきました。

次回はインソール作りです。

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