オンライン治療の流れ
本日初めてのご相談をお受けしました
患者様は妊娠初期の方です
治療院にご来院したいとのことでしたが、コロナウイルス感染リスクを鑑みるとオンライン治療相談が最適であると考え、ご提案させていただきました
まずは問診にいつものように時間をかけます
• 痛みはいつから発症したか
2週間ぐらい前から
• どんな時に痛むのか? 痛みの出る動作は?
掃除機をかける
子供の抱っこ
抱っこの姿勢に問題がありそうです
• 現在の痛みのスケール 3~4(最も痛い状態を10として)
• 痛みの強くなる時間帯は 午後
次は姿勢のチェックです
壁に背中をつけて立っていただきます
腰骨が反っているのが観察できます
手の平が壁と腰の間に余裕で入ってしまいます
動作評価
前屈、後屈、回旋、側屈テスト
後屈可動性が非常に低下しています
痛みは体幹の左回旋時に右腰に痛み発症
腰骨の過度の反りに対するエクササイズ指導
• 仰向けに寝て 両膝を立てます 鼻から息を吸って口から吐き出す時にお腹を凹めます
• 息を吐き両膝を抱え込みながら腰骨を床に押し付けます
腰痛に効く反応点に対するアプローチ
• 足の指の腰痛点を刺激します
• お灸のツボを覚えていただきます 旦那様にお灸をして頂きます
今後の予定
1週間から10日ほど体操と足のマッサージ、お灸をして頂いて様子をみます
もう一度経過をご連絡いただくことをお約束して約30分のご相談を終了いたしました
30分というお時間の中ですが、しっかりとセルフケアをお伝えする事が可能です
痛みでお悩みの皆様にお伝えしたいこと
まずはなぜ痛みが出るのかをご自身で考えて頂くことが大切です
痛みを感じるには理由があります
正しく身体を動かせていないのです
日常動作の誤った動きを知り、その誤作動を修正することが一番必要なことです
痛みはあなた自身で治すことが可能です
皆様にそれを知っていただきたい
それができたら治療家も患者様も必ず幸せになれます
あなたのことを見守りたい
それは治療という行為で依存し合う事ではありません