歯科矯正後に生じた眼瞼下垂 その②

本日3回目の施術が終了しました。

瞼の下がる違和感は少しずつ解消してきています。

本日伺ったご症状で一番の効果と感じられることは、『涙が出るようになった』ということです。

今まではドライアイで起床時には目がカラカラになっている感じだったそうです。

この涙が出るということは副交感神経が正常に働いているということで、今まで施術をしてきた効果の現れであると思います。

その理由は瞼を上げる上眼検挙筋とその補助の働きのあるミューラー筋が交感神経の過緊張にて働きが抑制され、瞼が上がり

づらいという症状が出ていました。

その交感神経の過緊張を刺絡という鍼治療で対応しており、瞼が開きやすくなってきたということ、涙が出るようになってきた

ということは同じメカニズムから生じる効果であると推測します。

もう一つの改善されてきたことは、患者様ご自身が前方頭位を治そうと努力され後頭下筋群の緊張が緩み、姿勢が良くなって

きたということです。後頭下筋群の緩みは蝶形骨の前傾を改善してくれます。

そもそも歯科矯正にて顎の位置が変わり、頭蓋骨の歪みを作ってしまっていたことが原因で眼瞼下垂が生じたと考えられますので

それだけでも下顎骨と蝶形骨は何かしらの影響を受けています。

蝶形骨の前傾が改善すると猫背の前方頭位に変化が生じ、見た目にも姿勢が変化してきました。

今までチンアップしてものを見ていた事から、正面に(特にパソコン)物を見ることが辛かったのですが姿勢改善により正視できるように

なってきました。

歯科矯正はまだ継続中ですが、その終わりまでなんとか患者様のお辛い症状が少しでも楽になっていただけたらと思います。

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